その６-４

何だこのレコード-４

レコード収集も量が多くなってくると、何枚かの海賊盤が混じり込んでくる。　このページでは、海賊盤の中でも力の篭った、しかも内容が良く、少し不思議なレコードを紹介します。

JAZZ ETCの目次に戻る

１）立派な海賊盤．．．Weather Reportがオーケストラ？
"Weather Report In Orchestra" LM-3713(LLX-949/950) ★★★	メンバ： Unknown 録音： Unknown 曲目： Introduction, Joe Zawlnul Solo, Orange Lady, Umbrellas	不思議な海賊盤だ。　外見上の特徴は以下の通り。＊白ジャケ＊タイトル：WEATHER REPORT IN ORCHESTRA ＊溝ありの赤色ラベル＊ラベルに曲名記載＊レコード番号：LM-3713(LLX-949(A),LLX-950(B)) 普段見かける海賊盤に比べて立派なレコード・ラベルの作りが不思議だ。（海賊盤のラベルはA面／B面の判子程度が一般的）　更にタイトルが”In Orchestra”と奇妙なのだ。　内容はライブ・レコーディングで、最初に<Weather Report>とのアナウンス、最後に多分メンバ紹介のアナウンスが入っているが聞き取れない。　演奏内容は、 <Introduction>＝何曲かのメロディー <Joe Zawlnul Solo>＝ガーシュイン？、聴いたことあるメロディだが曲名思い出せない。 <Orange Lady>、<Umbrellas>＝アルバム≪Weather Report≫のそれと聴き比べたがどうも初期メンバーとは異なるようだ。 Q：いつの時期（どういうメンバー）か分ったら教えて下さい。　これだけでは無理、当然ですね！

２）立派な海賊盤．．．演奏が凄すぎる！
"The Mahavishnu Orchestra Bundled Sunspray Demise" TAKRL 1923 ★★★★	メンバ： John McLaughlin(gu), Jan Hammer(p), Billy Cobham(dr), Jerry Goodman(vl), Rick Laird(b) 録音： unknown 曲目： Meeting Of The Spirits<8:57> You Know, You Know<7:40> The Dance Of Maya<7:15> A Lotus On Irish Streams<5:50> Binkie's Dream<3:06>	白ジャケにA面／B面の判子だけのラベル、中に左写真の紙一枚の海賊盤。(胎児3名が毛布に包まれ寝ているような少し不気味なイラスト）マハビシュヌ・オーケストラはそれほど多くは聴いていませんが、このライブでの演奏は全員キレキレで凄いの一言です。　紙切れ（左写真）に書かれたコメントを参考まで以下に転記します。 We believe these recordings are from either late 1971 or early 1972 and were recorded on a flyby of the Apollo Nuvoaudio Scope. Others close to sources continue to wait as if his holes will merely cease to exist. Don't kill parrots. Thanks to Nathan "Nat" Mouse Fear/ Thanks to Art Gnuyo for a job well done. Now, why don't we all get some sleep? これ凄い演奏なので、見つけたら即購入して下さい。　見つかるわけないか！　海賊盤って何枚くらいプレスするのか、誰か教えて下さい。