ジョン・コルトレーンのハンチング帽その3

ジョン・コルトレーンのハンチング帽


"Ascension"のレコーディング風景がSwing Journal誌に初公開写真(Photo By Chuck Stewart)として掲載されたことがありました。(どの号か失念)  この中の1ショットにColtraneとSheppが2人で何やら話している写真が載っていました。(1965年6月)

←Swing Jornal誌より写真借用

それから約1年後、"Live at Village Vanguard Again"Impulse A-9124(Photo By Chuck Stewart)をリリースし、ジャケットにはビレッジ・バンガードの前で撮った写真を載せています。(1966年5月)

←ジャケット写真の部分拡大
この2枚の写真を繋げる何かに気付きませんか?
そうです。 鳥打帽-ハンチング帽‐hunting capです!!!  何故か金嬉老のイメージが強烈だ

Coltrane : いい帽子かぶってるね。
Shepp : これ去年のヨーロッパツアーの時にコペンハーゲンで買ったんだ。
Coltrane : それ本当にかっこ良いね。
Shepp : 欲しいの? 今回のAscensionのレコーディング記念にあげようか。 もう1つ色違いのを持っているから。
Coltrane : 本当! 嬉しいね、ハハハハ...
 

”Ascension”の録音の合い間に、こんな会話をしていたように思えませんか?

この話、勝手な想像ですが、Sheppが顕在の間に誰か聞いて貰えませんか!

Chuck Stewartについて
5歳年上の先輩Herman Leonardの下で見習として働き始めたのがJAZZフォトグラファとなる切っ掛けとなり、今日まで多くのアーティストの写真を撮り続けている。 因みに、Harman Leonaldは1956年にMarlon Blandoの個人フォトグラファとなることを決意し、Greenwich VillageのフォトスタディオをStewartに引き渡した。  Impulseのカバーの多くは、Stewartの手によるものである。


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