私的名盤レコード紹介 : ボーカル

私的名盤TOPへ戻る
Title  Member&Tune  Comment

Sheila Jordan And The Johnny Knapp Trio-Sheila 
"Grapevine GVR 3307
"
メンバ:
Sheila Jordan(vo), Johnny Knapp(p), Ziggy Willman(dr), Steve Swallow(b)
録音:
late 1976
曲目:
Autumn Leaves, Wouldn't It Be Loverly?, I'm A Fool To Want You, It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing), Love For Sale, I'm A Girl, Laugh Clown Laugh
ディスコグラフィを調べてもほとんど載っていない珍しい一枚だ。 Bootlegらしいのだが、しっかりした録音と素晴しい内容、皆に知って欲しい1枚です。

Sheila Jordanと聞くと小難しいと思われ敬遠する人も多いと思いますが、このレコードは普段と少し異なります。 例えば、It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)を歌うSheila、このようなスウィンギーな曲を歌うSheilaは珍しい。 しかも乗り乗りで歌っているのだ。 少し陰鬱で気難しいSheilaとは無縁だ。 その秘密は、バックのピアノ・トリオにありそうだ。 Johnny Knappというピアニストを知っている人はいないと思う。

ウェブで調べ分ったことは、 プライベート・レッスンやニューヨーク私立大学でジャズ・ボーカルを教えていること、”Funny Girl”で音楽監督を務めたこと、過去にはBillie HolidayやBarbra Streisandとの競演経歴あること、この程度の情報しかなくリーダ・アルバムは出していない模様だ。

このピアノ・トリオが抜群に乗りが良い。 ”Lullaby of the Leaves”はSheilaは入っておらずピアノ・トリオだけの演奏となっているが、この曲のピアノ・トリオのベスト・ワンだ。

Sheilaが習った先生かどうか不明だが、乗せられてしまい、このように何時もと違うSheilaを聴く事ができたのです。
   
     
 
TOP
 Copyright(c) 2009 tam.ra All Rights Reserved.
このホームページの全ての文章の文責及び著作権は、tam.raに帰属します。
inserted by FC2 system