LPジャケット美

今月のレコード・ジャケット(2010年)

TOPページの≪Jacket Of This Month≫のアーカイブです。

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Dec. 2010

"魅惑のモダン・ギター JIM HALL QUARTET"
日本ビクター SMJ-7268

★★★

メンバ:
Jim Hall(gu), Carl Perkins(p), Red Mitchell(b), Larry Bunker(dr)
曲目:
タンジェリン、シングス・エーント・ホワット・ゼイ・ユースト・トゥ・ビ、想い出によみがえる、サヴォイでストンプ、星影のステラ、9時20分急行、ディープ・イン・ア・ドリーム、幸福をもとめて、セブン・カム・イレブン


これはペラジャケ仕様の日本盤、1960年代後半(多分)に日本ビクターから出されたものだ。 オリジナル盤は下写真の”Jim Hall Quartet”で、下下写真の”Jazz Guitar”に後からドラムを重ねて作ったアルバムだ。 違和感は全く感じない。 見て欲しいのは、ジャケットのデザイン、この日本盤が最も優れていると思いますが、どうでしょう。

定価1,800円、今の値段にすると1万円ほどの高価なものだったようで、庶民には手がでません。 曲目が日本語に訳されているものとカタカナ表記のものが混在しているが、どうせなら全て訳して欲しかった。 

最後に内容ですが、それなりです。



“Jim Hall Quartet”(Pacific Jazz ST-79)
録音: 1963

 これがラリー・バンカーのドラムを加えたカルテット編成のUSオリジナル盤

“Jazz Guitar”(Pacific Jazz 1227)
録音: Jan. 10&24 1957

これが大元のトリオ編成
Nov. 2010

"Amarcord Nino Rota"
Hannibal HNBL9301

★★★★
曲目&メンバ:
Amarcord /Jaki Byard(p)
Interlude From Juliet Of The Spirits /Dave Samuels(vib)
8 1/2 /Carla Bley Band
Theme From "La Dolce Vita" And "Juliet Of The Spirits" /Dave Samuels(vib)
Juliet Of The Spirits /Bill Frisell(gu)
La Dolce Vita Suite
-Introduction
/Sharon Freeman(fr-h,p), Francis Haynes(st-dr)
-Notturno /Muhal Richard Abrams Band
-Interlude /Sharon Freeman(fr-h,p), Francis Haynes(st-dr)
-Valzer (Parlami Di Me) /Chris Stein(gu), Michael Sahl(key), Lenny Ferrari(dr), Deborah Harry(vo),
Satyricon /David Amram Quartet
Roma /Steve Lacy(ss)
Medley: The White Sheik, I Vitelloni, Il Bidone, The Night Of Cabiria /Ron Carter(b), Wilbert Fletcher(dr), Kenny Barron(p), George Adams(ts), Wynton Marsalis(tp), Branford Marsalis(woodwinds)
La Strada /Jaki Byard(p)

録音: 1981
 
ジャズにしては異色のジャケットだが中身は本物、この凄いメンバーを見れば一目瞭然。 表表紙と裏表紙を飾るジャッキー・バイヤードのピアノ・ソロ、早く中を読みたいと思わせる心憎い演出だ。 短いバイブ・ソロに導かれカーラ・ブレイのバンドが奏でる「8 1/2のテーマ」は哀愁のあるメロディーをワルツ、マーチと変幻自在に操る。 バイブ、ギター・ソロによる「甘い生活〜魂のジュリエッタのテーマ」でA幕を閉じる。

B幕の「甘い生活の組曲」イントロダクションは効果的なスチール・ドラムとフレンチホーンで始まりリチャード・エイブラムスのバンドに引継がれるのだが、フリー・ジャズの要素は全く見えないニノ・ロータ仕様が面白い。 3曲目にはスティーブ・レイシーによる「フェリーニのローマ」、これはレイシー・スタイルだが統一感を崩すものではなく逆に効果的な挿入だ。 続くメドレーは初めてジャズっぽい演奏、ここではジョージ・アダムスのテナーが炸裂し一人飛んでいる点が可笑しい。 そしてバイヤードのソロで静かに幕を閉じる。 曲の切れ目がほとんど無く、アルバムとしての統一感には関心する。 ジャズ・ファン以外にも聴いて欲しい素晴しいアルバムです。
Oct. 2010

"DUO REUNION"
Bellaphon LR 45003
★★★
メンバ:
Archie Shepp(ts), Horace Parlan(p)
曲目:
Sophisticated Lady, Cousin Flo, A Flower Is A Lovesome Thing, Call Me, Pannonica, When Lights Are Low, Stardust
録音:
May 5 1987
今月は、アーチー・シェップとホレス・パーランのDUOアルバムです。
元を辿るとImpulseのシェップとBlue Noteのパーランで交わることのなかった2人です。 パーランは1973年にデンマークに渡り、シェップもImpulseを離れ欧州中心の録音となったことで生れた傑作です。

まずはシェップ、Black Saintに<A Sea Of Faces>という傑作をリリースしたあたりまでは注目を浴びていましたが、その後も次々と素晴しいアルバムを出し続けたにも係わらずほとんど無視されたのではないでしょうか。 一方のパーランも欧州に渡ってからの世間の評価はいまいち、だが欧州録音こそパーランの真髄を示し高く評価されなければいけないのです。

このレコード、ゆったりとした演奏が続き、シェップは枯れて老獪な味が出て美味だし、パーランも然りです。 そして選曲が二人の心境にマッチしており、聴き手を引き込む。 最初から”Sophisticated Lady”で泣かせます。 二人が積み重ねた人生が滲み出て、人生とは何かと考えさせる名演奏。 素晴しい! ”Cousin Flo”(シェップの作品)だけは他の曲と違って単純なリズムをパーランが叩き出し(ピアノで)、そのリズムにシェップのテナーが波乗りのように滑っていく。 楽しい!

シェップは欧州のマイナー・レーベルから沢山のレコードをリリースしていますが、どれも聴く価値のあるものなので、この時期のシェップの再評価が望まれます。
 
Sep. 2010

"TIMESPAN"
WAVE LP 14
★★★★
メンバ:
Lee Konitz(as), Sal Mosca(p), Ronnie Ball(p), Nico Buninck(p), Al Schackman(gu), Billy Bauer(gu), Tox Drohar(dr), G.T. Hogan(dr), Jeff Morton(dr), Al Levitt(dr), Ben Tucker(b), Sonny Dallas(b), Peter Ind(b)
曲目:
October Blues, One Part Invention, Main Street, Easy Livin', Exploration, Wild Blues, Pennsylvania Avenue, Allegheny, Happy Lee, Blue Ballad, statemanet, Ringing The Changes, East Side
録音:
1953 - 1976
 
このなんとも平坦な演奏。 昔は理解できなかった。 ある時Art Pepperを初めとするウエスト・コースト・ジャズに目覚め、...だがLee Konitzを理解できるまでには更に時間を要した。(トリスターノは未だに理解できず) 最初は”Impressive Rome”(CAMPI)だったと思う。 このアルバムもすごく良いのだが、今思うと本当のKonitzではないような気がする。

今月のジャケットは、Peter IndのレーベルWAVEからのリリースであり、1954年から1976年にレコーディングされたものをPeter Indが選び作ったベスト盤のようなアルバムだ。(Peter Indは1953年に自前のテープ・レコーダを買って、膨大な私蔵ライブラリーを作った。) WAVEからのリリースはミュージシャンとの版権に問題があった(無断でリリースした)との記事を読んだことがあるが、このKonitzのレコードに関しては、1975年にKonitzがRonnie Scott's Clubでの演奏のため渡英した折に昼飯を一緒にとり、構想を話し許可を得たとライナーで書いている。 膨大のライブラリーからの選択も自分(Peter Ind)に任せて欲しいとの依頼に対してKonitzは最初嫌がっていたが直ぐ同意してくれたと書いている。

4曲目の”Easy Livin'”(1976年)を除き、1961年以前の録音であり、Konitzのピーク時を捉えた素晴しい演奏が選択されており、Peter Indの耳の確かさを示すハイレベルなアルバムとなっています。
 
Aug. 2010

"Some Other Spring"
Blue Angel Jazz Club BAJC512
★★★★
メンバ:
Jimmy Rowles(p), Monty Budwig(b), Donald Bailey(dr)
曲目:
Devil's Island, Sweet Lorrain, The Ballad Of Thelonious Monk, Limehouse Blues, Some Other Spring, Jitterbug Waltz, Why Stars Come Out At Night, Looking At You, Now That You're Gone, Humoresque, Devastating Cherub
録音:
Oct. 15 1972
 
Jimmy Rowlesは大人のピアニスト。 小さめのクラブやレストランにピアノ・トリオで出演し、ザワツイテいた場がいつの間にかJimmyのピアノの引き寄せられる、そんな感じがする。 最近では忘れ去られぎみで残念です。

一番紹介されている盤は<Rare - But Well Done>(Liverty)辺りだと思うが、この盤はそれに負けないJimmyの決定盤だ。

このレコードは、<The Blue Angel Jazz Club>という趣味の組織がリリースしたものです。 この組織のモットーは、「偉大なジャズは、ミュージシャン同士の相互作用の産物で、聴衆と場の雰囲気で作り出される」としており、その考えに従って非公式のジャズ・パーティを催し、そこにミュージシャンを呼びレコーディングし、リリースされたのがこのレコードだ。

メンバを見て頂ければ内容はある程度察しが付くと思うが、派手さ、饒舌さなどとは無縁の世界で、聴いた後の余韻を楽しむ、そんな演奏が展開されている。 中でも秀逸なのが、Jimmyのボーカル、”The Ballad Of Thelonious Monk”と”Why Stars Come Out At Night”で歌っており、その低音の太い声の魅力は筆舌に尽くし難い。

見つけにくい盤だが、多分それほどの高値ではない思いますので、手に入れて聴いて下さい。
  
Jul. 2010
 
"jazz festival at karuizawa newtown -5"
Victor SJL 5084

★★★
メンバと曲目:
宮間利之とニューハード = サマー・タイム、ソウル・ボサノバ
平岡精二クインテット = ジョイ・スプリング
NJFオールスターズ = ゴーン・トレイン(宮沢昭、原田忠幸、八木正生、沢田駿吾、猪俣猛他)
鈴木章治とリズム・エース = エアー・メイル・スペシャル、スターダスト、スワンダフル、シング・シング・シング
沢たまき = スワンダフル
録音:
1963年8月2日〜4日
  
このレコードは1963年に軽井沢で行われたジャズ・フェスティバルの模様を6枚のシリーズでリリースしたVol.5です。 (他にVol.2、Vol.6を所有) 南軽井沢のニュー・タウン開発の第一期工事完成を記念して国土開発と企画したフェスティバルだったそうです。

本アルバムでは4つのグループが収録されていますが、何と言っても”鈴木章治とリズム・エース”の4曲が群を抜いて素晴しい。 ライナーを担当された油井正一先生はリズム・エースの決定盤だと折紙を付けています。 スウィング・ジャズは全く聴かない私ですが、この演奏には脱帽です。 ”スワンダフル”には懐かしい名前≪沢たまき≫が加わっており、白熱の演奏を一旦冷ます清々しい歌にニンマリです。 

スペースの関係で他のグループには触れませんが、それぞれが素晴しい演奏をしており、日本のジャズの歴史と実力を知ることが出来る絶好のシリーズなので、是非再発して欲しいものです。
Jun. 2010

"Funky Donkey" Luther Thomas Creative Ensemble "Live"
Circle Records RK 1977/15

★★★★ 
メンバ:
Lester Bowie(tp), Joseph Bowie(tb), Charles Bobo Shaw(trap), J.D.Parran(reeds), Luther Thomas(as), Floyd Le Hore & Harold Pudgay Atterbury(tp), Abdella Ya Kum & Rocky Washington(perc), Marvin Home(gu), Eric Foreman(b)
録音:
1977年
曲目:
Funky Donkey, Una New York
このレコードはCreative Consiousnessからリリースされた盤の再発盤だ。(再発といっても1977年ほぼ同時に) だが、時にオリジナルに勝るジャケットの再発盤があり、このレコードはそんな1枚です。 オリジナルは<ロバと子供>、こちらは<若き美女>、当然こちらの勝ち。

A面、”Funky Donkey”、ギター、フェンダー、パーカッションによる強烈なファンク・リズムの上でLutherのフリーキーなアルトが猛烈に暴れまくる。 普段は小難しいBowie兄弟も乗りまくって楽しそうだ。 だが途中からリズムは崩れ、全員咆哮、フリーへの突入だ。 これは素晴しく堪らん!
B面、”Una New York”(国連?)はLester Bowie、Luther Thomasがフィーチャーされた比較的静かな曲だ。 このレコードは、やはりA面で聴くのが正しい。
 
May.2010
 

"Mr. Thunder"
East West Records EWR 7501

★★★
メンバ:
Elvin Jones(dr), Roland Prince(gu), Steve Grossman(ts,ss), Milton Suggs(b), Luis Agudo(perc), Sjunne Ferger(perc)
録音:
1975年
曲目:
Antiqua, Geneva, Three Card Molly, New Moon, My Romance, Bassic Thuth

ブログの自己紹介欄に画像を貼り付けるにあたってレコードをいろいろ引っ張り出した結果、このレコードを選んだ。 理由は単純でその美しさ、ご覧の通りエルビンの顔?を配したジャケ表、アルバム名の”雷男”、ジャケ裏の銜えタバコのエルビンの写真、ジャケ全体の色使い、パッケージ全体としてパーフェクトなのです。

写真:Christer Landergren、カバー・デザイン:Bruno Koper

問題は内容、曲によって出来不出来の差が大きく、ゲストでパーカッショニスト二人が入った曲はエルビンに合わない。 それ以外はまあまあだ。 このリビューを書くためにヘッド・フォンを使いボリュームを思い切り上げて聴いたが、エルビンのドラムが本当に雷に聴こえた。 バスドラは近くに落ちた雷鳴、タムタムは乾いた空に響く稲妻だ。 昔から気になっていたのですが、Roland Princeは何でエルビンのグループに加わっていたのだろうか? ギター無しのテナー・トリオで聴きたかった。
 
 Apr. 2010

"The New Wave In Jazz"
Impulse A-90

★★★★
曲名とメンバー:
Nature Boy = John Coltrane(ts), McCoy Tyner(p), Jimmy Garrison(b)、Elvin Jones(dr)
Holy Ghost = Albert Ayler(ts), Don Ayler(tp), Joel Freedman(cello), Lewis Worrell(b), Sonny Murray(dr)
Blue Free = Grachan Moncur(tb), Bobby Hutcherson(vib), Cecil McBee(b), Bill Harris(dr)
Hambone = Archie Shepp(ts), Marion Brown(as), Ashley Fennell(tp), Virgil Jones(tb), Fred Pirtle(bs), Reggie Johnson(b), Roger Blank(dr)
Brilliant Corners = Charles Tolliver(tp), James Spaulding(as), Bobby Hutcherson(vib), Cecil McBee(b), Billy Higgins(dr)
録音:
1965年3月28日
Impulseは、標語<THE NEW WAVE OF JAZZ IS ON IMPULSE>の下、数々のアバンギャルド・ジャズの名盤をリリースしていますが、このレコードはそんなミュージシャンが集結したコンサート(注1)の録音盤です。
Impulseの初期アルバムは、テカッたコーティングと分厚い見開きのジャケットとなっており、この魅力には抗し難いものがあります。(林家正蔵(当時こぶ平)もジャズ批評で同様のことを述べていました) その中からこのレコードを選んだ理由は、その厚さが一番だったことにあります。 私が所有しているものだけかも知れませんが、何と1.1cmもの厚さ。 オレンジ黒のツートーン・カラーの背表紙の倍近い厚さで折り曲げられているのです。
本題の演奏の方ですが、メンバーを見れば分ると思いますので省略します。 つわものが一堂に会したコンサートだったので、Coltrane+Ayler+Sheppのテナー・バトル(注2)、そこにSun Raが乱入なんて考えるとワクワクしますね! とても上手く行くとは思えませんが。

(注1)1965年3月28日、Amiri Baraka(旧名ReRoi Jones)により新設されたBlack Arts Repertory Theatre/Schoolへの慈善コンサートとしてNYCのVillage Gateで開催されました。 このコンサートにはSun Raも参加していたようですが、このレコードには収録されていません。
(注2)競演ですが、Coltrane+Shepp = あり、Coltrane+Ayler = あり(未リリース?)、Ayler+Shepp = なし、Coltrane+Ayler+Shepp = なし、のようです。
Mar. 2010
Milt Jackson
 "In A New Setting"
Limelight LM 82006


★★★
メンバ:
Milt Jackson(vib), Jimmy Heath(ts), McCoy Tyner(p), Bob Cranshaw(b), Conny Kay(dr)
録音:
1964年12月
曲目:
Sonny's Blues, I'm Gonna Laugh You Out Of My Life, Spanish Fly, No Moon At All, Slow Death, Clay's Blues, Lazy Melody, Project-S, Ev'ry Time We Say Goodbye, That's In, Ineffable
3月は、Milt Jackson(ミルト・ジャクソン)のLimelight盤です。 全アルバムを確認したわけではありませんが、(私が所有している)Limelight盤は厚手の見開きジャケット、そしてジャケットを開くと間に隠された美しいデザインの綴じ込みが現れます。 このレコードも美しい切り絵が施された4枚4色の紙が綴じられ、ライナー・ノーツが記載されています。 このレコードはメンバー構成がとっても魅力的です。 普段あまり目立たないJimmy Heathが、ここでは40歳代の油の乗切ったアーシーで堂々としたテナーを吹いています。 そして、Milt JacksonやConny KayもピアノがMcCoy Tynerである為か、MJQでは聴けないハード・ドライビングなジャズを奏っており、Milt Jacksonのリーダ・アルバムの中で私の好きな1枚となっています。
Feb. 2010
高柳昌行
 "COOL JOJO"
three blind mice TBM(P)-5018


★★★★
メンバ:
高柳 昌行(gu)、弘勢 憲二(p,e-p)、井野 信義(b)、山崎 泰弘(dr)
録音:
1979年12月3、4、5日
曲目:
Froggy Day, These Things, Hi Beck, Palo Alto,
317 East 32nd, Subconscious Lee, My New Flame, Lennie's Pennies
何とシュールなジャケットでしょう。 どう見てもやくざの兄さんの大首絵といった図柄で、初めて見た時は正直ギョッとしました。(JoJoさんの似顔絵だとは思いますが) ジャケットはさておき、このレコードは高柳が追求したクールの集大成であり、次のステップに踏み出すための総決算でもあります。 トリスターノ派に括られている人でコニッツ以外の良さを理解できない自分ですが、このJoJoさんの作品はコニッツのピーク時の録音に伍して負けないクールさを表現しています。 
ベスト・ソロ・アルバム:ロンリー・ウーマンに続く】
 
Jan. 2010

今月はお休み
ということで、去年の購入
レコード、CDのベスト3
を発表します。
明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。
この数十年、日本経済は好景気・不景気を繰り返しながらも確実に成長してきました。 しかし、今回の不景気は形状記憶合金が壊れた状態と同じで絶対に元には戻りません。 他の空間にジャンプするようなパラダイム・シフトが求められているのです。 このシフトには最低でも5年は要すると思われるので、将来を見つめた我慢が求められます。


Robert Fats Fernandez(ロベルト・ファッツ・フェルナンデス) 
”Fats Live Birthday” Melopea CDMSE5112 CD
吉祥寺Rareにて購入、¥1,000

Spike Robinson(スパイク・ロビンソン)
”Music Of Harry Warren” Discovery DS-870 LP
下北沢Flash Disc Lunchにて購入、3枚¥2,000の一枚
Vinnie Cutro(ビニー・カトロ)
”The Optimist” Westside WR 2009 CD
渋谷レコファンにて購入、¥750

 
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